2020-10-15 はてなブログ タグ追加 2019-11-26 修正 2019-11-24 新規
【予言】時代の曲がり角2020:令和時代のターニングポイント
- 時代の曲がり角2020:令和時代のターニングポイント
- 歴史からみる東京オリンピック後の姿=不景気
- 現実は人口にあり(※人口統計)=避けられない運命
- バス運転手、72歳まで引き上げ=担い手不足と運賃高騰
- 厚生年金加入、70歳以上も=健康保険、厚生年金の限界
- 増税=サラリーマン貧乏
- 一部、24時間営業が消えるコンビニ=無人コンビニの台頭と地方コンビニの二極化
- 疲弊するインフラ=時代は繰り返す…道路整備、建設は好景気に(但し住宅除く)
- ブラック企業=無くならない
- 保険料が暴騰=30年は高止まり
- マイナス金利=需要次第
- 求人難でも人気の職種=半分は消える運命
- 保育士、医師、看護師、介護士・・・減り続ける福祉人材=変わらず
- まとめ=生き抜く力が必要
- 自己紹介(プロフィールや過去記事にて)
◆出典、転記、参考、引用◆
◇その他、著作権の定められた条件(範囲)での利用◇
筆者の知識、経験
筆者撮影物、制作物
画像「フリー素材ぱくたそ(https://www.pakutaso.com/)」「いらすとや(https://www.irasutoya.com/)」から
中日新聞 バス運転手、年齢緩和の波 名鉄バス、72歳まで引き上げ
https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019110402000067.html
日本経済新聞 厚生年金加入、70歳以上も 厚労省が納付義務を検討
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43565480Q9A410C1MM8000/
東洋経済 セブンとファミマ「曲がり角対策」の決定的な差
https://toyokeizai.net/articles/-/314867
出典:国立社会保障・人口問題研究所ホームページ (http://www.ipss.go.jp/)
出典:「日本の将来推計人口(平成29年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)
(http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp_zenkoku2017.asp)
http://www.ipss.go.jp/site-ad/TopPageData/PopPyramid2017_J.html
時代の曲がり角2020:令和時代のターニングポイント
こんにちは、こんばんは。
弱小古物商人です。
今回のテーマは、いつもと毛色を変えて、時代を俯瞰(ふかん)し日本を占ってみようと思います。
なお、正当な“占い”でなく、統計や政治、経済からなる予測に基づくものです。
長めなので、時間がない人は人口統計まででどうぞ。
X 運命の輪
タロットカードに“運命の輪”というカードがあります。
これは転機が訪れる前触れのカードです。
東京オリンピック2020は、正に転機となるでしょう。
この運命のカードは、正位置と逆位置が存在します。
良い方に向かうか或は悪い方に向かうか、それはあなた次第。
運命と向き合うのはアナタです。
正位置
転換点、幸運の到来、チャンス、変化、結果、出会い、解決、定められた運命、結束。
逆位置
情勢の急激な悪化、別れ、すれ違い、降格、アクシデントの到来、解放。
歴史からみる東京オリンピック後の姿=不景気
1964年夏に東京オリンピックが初開催されました。
道路の整備や新幹線、首都高速道路などのインフラや国立競技場、日本武道館などの競技施設が整備され建設需要が高まった影響により、好景気になりました。
この際に、白物家電を買った方もいると思います。
そして、東京オリンピック後、不景気になりました。
好景気の反動で需要が消えたのです。
簡単に説明すると、オリンピックに合わせてテレビを買ったので、以降しばらく買い替えをしなかったということです。
これを一斉に行うと、それは不景気になるでしょう。
現実は人口にあり(※人口統計)=避けられない運命
定期的にこのブログを見ている方はご存知だと思います。
これが大阪万博2025の日本の姿です。
東京オリンピック2020では、ちょうど団塊の世代の中心付近が“古希”つまり70歳を迎えます。
長生きは喜ばしい出来事ですが、課題は山積みです。
これは、約束された未来の結果です。
21世紀初頭も似たようなグラフを見ているはずです。
この増減はなんともし難いです。
10%ならなんとかなったかもしれません。
でも、30%或は50%はなんともならないです。
現実を受け止めて対処するほかないです。
バス運転手、72歳まで引き上げ=担い手不足と運賃高騰
バス運転手、年齢緩和の波で、名鉄バスの定年を72歳まで引き上げたそうです。
- 名鉄バス 名古屋市
- ⇒ 69歳 → 72歳
- 岐阜乗合自動車 岐阜市
- ⇒段階的に引き上げ→ 70歳
- 東農鉄道 岐阜県多治見市
- ⇒ 69歳 → 72歳
- 濃飛乗合自動車 岐阜県高山市
- ⇒ 68歳 → 70歳
- 三重交通 津市
- ⇒ 70歳 → 71歳
- 信南交通 長野県飯田市
- ⇒ 69歳 → 72歳
- アルピコ交通 長野県松本市
- ⇒ 69歳 → 72歳
大型バスの免許も取りにくくなりました。
細かいところは割愛しますが、もう少し“規制の整理”が必要だと感じます。
規制緩和しろとまでは言いませんが。
規制強化で、ムチを打たれて頑張るバス運転手といったところでしょうか。
厚生年金加入、70歳以上も=健康保険、厚生年金の限界
厚生労働省は会社員らが入る厚生年金について、一定額以上の収入などがある場合、70歳以上も加入して保険料の支払いを義務付ける検討に入る。
現在は70歳未満としている保険料の納付期間が長くなるため、受給できる年金額は増える。健康寿命は延び続けており、将来に備えて長い期間働く高齢者が増える可能性がある。
厚生年金加入、70歳以上も 厚労省が納付義務を検討 :日本経済新聞
サラリーマンも頑張れと。
増税=サラリーマン貧乏
2019年、消費税増税となりました。
標準税率10%、軽減税率8%のアレです。
2020年は、所得税増税の年です。
つまりはサラリーマン増税の年です。
一部、24時間営業が消えるコンビニ=無人コンビニの台頭と地方コンビニの二極化
コンビニは特に厳しい。
人口増加と共に発展してきました。
しかし、高コストな業態の上、様々な手数料も高いため、無理に無理を重ねております。
この結果、大手2社で全く違う現象が起きました。
セブンイレブンでは、本社社員がノルマ達成のために、オーナーに無断で発注を掛けたそうです。
ファミリマートでは、時短営業などについて、加盟店オーナーに選択肢を与えて、決定権を預けたそうです。
疲弊するインフラ=時代は繰り返す…道路整備、建設は好景気に(但し住宅除く)
最近の道路、ボロボロになっていませんか?
補修工事増えたと思いませんか?
その通りです。
生コンクリートの耐久限界は約40年、鉄筋コンクリートで約60年。
補修を入れると20年延びます。
ちょうど戦後インフラが限界を迎える頃です。
首都高や下水道も同じく。
下水道料金上がっていませんか?
上水道は細い管を繋げばなんとかなりますが、下水道はそれなりに太く、コンクリートと鉄で整備されているものも少なくありません。
コンクリートは脆くなり、鉄はさびます。
ブラック企業=無くならない
いわゆる、ブラック企業の問題が浮き彫りになりました。
ネット上では、ランキング形式で名前がさらされている会社もあります。
なぜ今かというと、平成より前は経済が成長しておりました。
成長と同時に、お金回りも良かったのです。
つまり、お給料やボーナスが良いからと、お金で目を隠していました。
令和現在、ヒト、モノ、ジカン、カネが不足しています。
バレるのも当然の結果です。
保険料が暴騰=30年は高止まり
税金よりも、保険料がさらにしんどい世の中です。
一例を上げましょう。
国民年金保険料の推移です。
- 平成元年 月定額8000円
- 平成10年 月定額13300円
- 平成20年 月定額14410円
- 平成30年 月定額16340円
物価水準があるため、一概に数字の比較が出来ませんが、平成がデフレの時代だったことを考慮すると、あながち無視できない数字です。
例えば、保険料が2倍になっているのだから、最低賃金もその通りになっていてもおかしくはないです。
つまり、令和元年の最低時給が1200円になっていてもおかしくはないということです。
マイナス金利=需要次第
金利は経済活動のひとつの尺度です。
細かいことは割愛しますが、好景気時は金利は高いです。
マイナス金利ということはそれほど不景気だということです。
この影響で、銀行員(バンカー)の新規採用を絞ったり、ATMの共用化で維持費を削減したりして、節制の努力を行っています。
貸出が増えれば良いのですが、様々な理由で貸出が伸びないということでしょう。
個人的な見解としては、貸出評価基準の見直しが必要だと思います。
が、無理でしょうね。
従来の保守的な評価基準が絶対信頼なので。
金利は、絶対的な指標に基づくものでなく、相対的な部分が大きいです。
一番ベストな状態は、少しずつ景気がよくなる状態です。
急上昇や急下落は、日本経済にキズを負うことになります。
求人難でも人気の職種=半分は消える運命
今人気の職種は、ズバリ公務員と事務職です。
唯一、求人倍率が1倍を超えて切っているそうです。
・・・AI(人口知能)に仕事を奪われたらどうするんですかね。
闘う準備を若いうちにしないとね。
因みに、アルバイトはいつでも人手不足です。
現役は減り、高齢者は増えていますからね。
仕事自体は溢れている。
でも低賃金で、それが高齢者には感覚でわからない。
保険料は上がり続けているのに。
保育士、医師、看護師、介護士・・・減り続ける福祉人材=変わらず
どんどん減り続けます、保育、医師、看護、介護・・・。
ある意味では、お金が一番の問題ではないです。
優先順位からすると、“時間” “人” “お金” の順。
これも、バブル世代より上の人は解らない事実でしょう。
まとめ=生き抜く力が必要
以上まとめると、
東京オリンピック2020、令和2年は、歴史から稀に見るターニングポイントだと言えます。
心の準備は出来ていますか?
生き抜いて、立ち向かわなければいけません。