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ファイナンシャルプランナー直伝!国民年金の免除、猶予申請の仕方(図解付き)
- ファイナンシャルプランナー直伝!国民年金の免除、猶予申請の仕方(図解付き)
- 1現在の住所を管轄する年金事務所を探す
- 2申請書ダウンロード&プリントアウト(印刷)、記入
- 3年金事務所に郵送
- 4承認を待つ(国民年金保険料免除・納付猶予申請承認通知書)
- 国民年金の免除、猶予申請の書き方
◆出典、転記、参考、引用◆
◇その他、著作権の定められた条件(範囲)での利用◇
日本年金機構ホームページ
ファイナンシャルプランナー直伝!国民年金の免除、猶予申請の仕方(図解付き)
近年、年金のみならず保険料がバカになりません。
サラリーマンの人は、ひと昔前の年金保険料だけで、前所得からみて12%(個人負担6%)程度ひかれていましたが、いまや、20%(個人負担10%)になろうとしています。
厚生年金保険料推移
期間
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全額
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折半額
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平成16年10月分~平成17年8月分
|
13.934%
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6.967%
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平成17年9月分~平成18年8月分
|
14.288%
|
7.144%
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平成18年9月分~平成19年8月分
|
14.642%
|
7.321%
|
平成19年9月分~平成20年8月分
|
14.996%
|
7.498%
|
平成20年9月分~平成21年8月分
|
15.350%
|
7.675%
|
平成21年9月分~平成22年8月分
|
15.704%
|
7.852%
|
平成22年9月分~平成23年8月分
|
16.058%
|
8.029%
|
平成23年9月分~平成24年8月分
|
16.412%
|
8.206%
|
平成24年9月分~平成25年8月分
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16.766%
|
8.383%
|
平成25年9月分~平成26年8月分
|
17.120%
|
8.560%
|
平成26年9月分~平成27年8月分
|
17.474%
|
8.737%
|
平成27年9月分~平成28年8月分
|
17.828%
|
8.914%
|
平成28年9月分~平成29年8月分
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18.182%
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9.091%
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平成29年9月~
|
18.300%
|
9.150%
|
国民年金保険料推移
平成22年4月~ | 14,980円 × 1.008(改定率) = 15,100円 |
平成23年4月~ | 15,260円 × 0.984(改定率) = 15,020円 |
平成24年4月~ | 15,540円 × 0.964(改定率) = 14,980円 |
平成25年4月~ | 15,820円 × 0.950(改定率) = 15,040円 |
平成26年4月~ | 16,100円 × 0.947(改定率) = 15,250円 |
平成27年4月~ | 16,380円 × 0.952(改定率) = 15,590円 |
平成28年4月~ | 16,660円 × 0.976(改定率) = 16,260円 |
平成29年4月~ | 16,900円 × 0.975(改定率) = 16,490円 |
平成30年4月~ | 16,900円 × 0.966(改定率) = 16,340円 |
平成31年4月~ | 17,000円 × 0.965(改定率) = 16,410円 |
特に自営業、学生、フリーランスの人は辛いのではないでしょうか。
サラリーマンの人は現状どうにもなりません。その分、保障/補償が手厚いです。
自営業を始めとするサラリーマン以外の人は、国民年金に関しては免除や猶予が可能です。
免除や猶予の細かい規定や仕様は割愛します。
今回、とりあえず国民年金を払うのが厳しい方にどうすればいいか教えます。
注意点はこれは申請ですので、承認されなければ意味がないのでご注意を!!!
※原則、50歳を超える方は失業以外承認されません。
1現在の住所を管轄する年金事務所を探す
上記画像リンクから、現在の住所を管轄する年金事務所を探してメモして下さい。
ねんきん機構のページに飛びますが、リンクが切れていたら検索願います。
2申請書ダウンロード&プリントアウト(印刷)、記入
上記リンクから、申請書をプリントアウトして下さい。
年金事務所または市(区)役所・町村役場の国民年金担当窓口にも備え付けてあります。
書き方はブログ内下部に図解付きで記載してあります。
3年金事務所に郵送
調べた年金事務所に郵送して下さい。普通に封筒や手紙を送る感覚で結構です。
4承認を待つ(国民年金保険料免除・納付猶予申請承認通知書)
通知が来ますので待機していて下さい。おおよそ1ヵ月程度かかると思います。
2ヵ月しても音沙汰なければ年金事務所問い合わせて下さい。
※画像は実際届いた通知です。27年度までは30歳未満が対象でした。
国民年金の免除、猶予申請の書き方
※免除も猶予も同じ申請書です。
学生特例は申請書違うものになりますので、日本年機構のホームページから申請書をもって来て下さい。
内容は猶予とほぼ一緒です。
(…個人的には統合してしまったほうがいいと思いますが(;´・ω・))
・・・まぁお役所体質ということでしょう。
では始めます。
1、記入日を記入して下さい。
2、住所、氏名を記入して下さい。自署の場合、印鑑は必要ありません。
3、年金番号、氏名、生年月日、電話番号等を記入して下さい。
4、主に確定申告時と現在の住所が違う方、記入して下さい。
5、免除等区分で不必要な項目があれば記入します。わからなければ、未記入でいいです。
6、申請期間(承認期間)を記入します。注意点は7月が年度スタートとなります。具体的にいまいちわからないと思うので、上記の申請承認通知書を再度ご確認下さい。
👉ワンポイント
サラリーマンは年度スタートが4月となりますが、それ以外、自営業やフリーター等は年度スタートは7月です。
だいたいはこの原則ですので、頭の片隅にでも留めておくと今後楽です。
7、確定申告時(前年度)の所得を把握します。正直に記入して下さい。
8、主に、失業した方記入して下さい。失業認定の方は無条件に全額免除です。
9、希望があれば記入して下さい。わからない人は未記入でいいです。まずは、未納を防ぐのが重要ですので…
以上となります。
ご参考になればと思います。
ありがとうございました。
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