2020-10-15 はてなブログ タグ追加 2020-04-18 新規
【副業?】豆腐屋という奇怪な職業を観察する!? ~豆腐屋が儲かる理由~
◆出典、転記、参考、引用◆
◇その他、著作権の定められた条件(範囲)での利用◇
筆者の知識、経験
筆者撮影物、制作物
画像「フリー素材ぱくたそ(https://www.pakutaso.com/)」「いらすとや(https://www.irasutoya.com/)」から
風が吹けば桶屋が儲かる
— 無跡散人『世間学者気質』より
原典は著作権保護期間満了。
読み仮名は原典にはない。
風が吹けば桶屋が儲かる
とかく今の世では有ふれた事ではゆかぬ。
今日の大風で土ほこりが立ちて人の目の中へ入れば、世間にめくらが大ぶん出来る。
そこで三味線がよふうれる。
そうすると猫の皮がたんといるによって世界中の猫が大分へる。
そふなれば鼠があばれ出すによって、おのづから箱の類をかぢりおる。
爰(ここ)で箱屋をしたらば大分よかりそふなものじゃと思案は仕だしても、是(これ)も元手がなふては埒(らち)明(あか)ず
風が吹けば桶屋が儲かる……意味
突風が吹けは土埃が立ち、眼病疾患者(盲人)が増加する。
盲人が増加すれば、三味線を生業とし、演奏方法を指導したり演奏するので、、三味線の需要が増える。※盲人になった際の専業に三味線などがあった。視覚がない分、他の部分が繊細かつ発達するため。
三味線製造に猫の皮が欠かせない。猫が多数減り、鼠が増加する。
これら鼠は桶などをかじることから、桶屋が儲かるだろう。
平成の始め頃、屋台が練り歩く
令和では、めっぽう見なくなった。
そば(ラーメン)、さお竹、豆腐屋、さつまいも……
しかし、これらは儲からない訳ではない。
確かに、各種のコスト高で厳しいことは間違いないが、ど真ん中は、なり手不足だ。
中年になった筆者だが、若かりし頃、この屋台という職種を教えてもらった記憶はない。
教える人間もいなければ、この職種をみな気にも留めなかった。
サラリーマン、公務員、モノづくりが王道の時代。
今やサービス業が主流である。
屋台?
なんだろうか。
この仕事は……
江戸の屋台
古くは江戸に通じる。
小売りで、店、大店を構えるものはごく一部。
豆腐屋、油揚げ、枝豆、寿司、蕎麦屋、うどん屋、くずや……
道を歩けば、色んな人が色んなもので生業(なりわい)としていた。
しかし、路上屋台でも、生活を立てれるということだ。
現代の私たちは、この生業(なりわい)を忘れてしまっているのである。
豆腐屋は儲かる
トーフートーフー。
お豆腐屋さんの笛、夕方のラッパの音。
私たちは知っているのである。
この響きを。
この音を。
リヤカーを引いているあの姿を。
そして、心象風景を胸に、ふとした瞬間、追い掛けるだろう。
豆腐一丁を買うために。
しかし、この豆腐の原価を皆さんは知っているだろうか。
ある程度は知っているはずである。
ドラッグストアやスーパーの中、売れ筋の豆腐は30円以下。
30円以下の豆腐を150円200円で売る。
経費はここに掛かってくるだろうが、やってやれない数字ではない。
素材や卸問屋の見直し、或は、自己の手作り豆腐にて、自分のブランド立ち上げた暁には、小さなドリームを掴むことも夢ではないはずだ。
法人化は無理ゲーム
豆腐屋は儲かりそう。
ここまでは良いが、実は法人化はかなりの前途多難である。
屋台というビジネス形態から横展開がかなり難しい。
コンビニと似ているところがあり、フランチャイルズ化が関の山だ。
フランチャイルズとは、ざっくり説明で名前を貸す(借りる)ということだ。
世界一日本一を目指すには無謀も良いところだが、地域1番を目指すには、なかなかの儲かりそうな仕事である。
リヤカー豆腐は自営業主にとって良いモデルケース
生計を立てることを主眼に置くと、リヤカー豆腐はモデルケースとなるだろう。
地域一番を目指すのだ。
そして、生活に溶け込み、無くてはならない存在になるのだ。
これは、他の業種の個人事業主も通ずるところがある。
きっと、明日が見えてくる。
かんたんなプロフィール等
1記事2000字程度、10分以内で読める記事を主に書いています。 スマートフォンで読むのに最適。 投稿現在、個人事業主として奮闘中。 経験や情報を通して、何かのお役に立てれたら幸いです。