2020-10-15 はてなブログ タグ追加 2020-03-09 table修正 2019-11-27 更新 2019-11-13 新規
【車検】車検費用の相場は決まっている!? ～１０万キロオーバーの車検相場は？～
- １０万キロオーバーの車検相場
- よく出てくる比較サイトのウソ？とホント？
- ディーラーと他では違う
- どこも大体一緒の見積もりの最大の理由
- 整備費用を抑えるポイント
- 車検比較サイトの注意点
- 最後に重量税の愚痴を少し
- 自己紹介(プロフィールや過去記事にて)
◆出典、転記、参考、引用◆
◇その他、著作権の定められた条件(範囲)での利用◇
筆者の知識、経験
筆者撮影物、制作物
画像「フリー素材ぱくたそ（https://www.pakutaso.com/）」「いらすとや(https://www.irasutoya.com/)」から
１０万キロオーバーの車検相場
はい。
軽自動車の１０万キロオーバーでの車検相場は写真の通りです。
時間のない人はこれでどうぞ。
地方自営業者には、車必須ですからね。
普通車の方も参考までに。
つまりはいつもの２倍です。
しっかり読む人は次へ。
約２０年落ちの１３万キロ使用です。
ポイントは技術料と消費税１０％です。
※自賠責保険は現金による先払いです。乗用車なら大体３万以下に収まります。
よく出てくる比較サイトのウソ？とホント？
“車検費用の相場”とGoogle先生で調べていると、ワラワラと情報が出てきます。
はっきり言って、あまり当てになりません。
当たり障りのないことばかり。
数字も総額比較が多いようです。
１０年、８万キロの軽自動車を買い、ひたすら修繕し続けて、ここまで来ました個人事業主の視点と、メカ担当に質問し続けた変態が教えます。
なぜ、車検でこの内訳が出るのか。
よくよくひとつひとつ調べると、見えてきます。
最後には、車検費用の相場は決まっていることに気づくでしょう。
そこまで知ってしまうと、あ～どこでも大体一緒だなとわかってしまうものです。
ディーラーと他では違う
流石に、ディーラーとその他の整備工場、カー用品店、ガソリンスタンドでは、見積もりが違ってきます。
松竹梅で例えると、松がディーラー、竹が整備工場やカー用品店、梅がガソリンスタンドやユーザー車検です。
この違いは、下記の通り。
- 松＝車検＋整備と長期保証付き
- 竹＝車検と整備
- 梅＝車検
車検は最低限のチェックポイントという感じでしょう。
整備は正しく整備です。
長期保証は保険ですね。
な・の・で、ディーラーは高いのです。
その他、いわゆる“看板代”や、１時間当たりの“作業料金”にも若干差があります。
細かいところの積み重ねが割高の料金へとなっていきます。
どこも大体一緒の見積もりの最大の理由
どこも大体一緒の最大の理由は、技術料にあります。
結論だけ述べますが、時間当たりの点数(※作業料金)が決まっており、これに則して、金額が算出されます。
病院の診療報酬点数に似たような運用です。
つまりは、人の技術とは別に“技術料金”に変わりないということです。
では、金額が揺れる原因は何か？
時間の使い方の段取りや部品の新品や中古の差です。
これが如実に現れるのが、車検時の整備と通常時の整備です。
車検時、車検に通らない箇所は、ほぼ１００％、取り替えたり修繕するため、次いでに修理が可能です。
通常時の整備では、不具合箇所を直す為だけに部品を外していきます。
その分、時間的コストと人員が掛かります。
車検時、車の修理にはお金が掛かり大変なのも分かりますが、１円１円相見積もり取ってヒーヒー思うよりは、取り合えず、クレジットカードで分割して払ってしまった方が幸せです。
後で、一括返済できるカードもあります。
変化球で、リボ払いに変更した後に、一括リボ払いにしてしまう方法もあります。
ここまで読み進めると、低価格売りは怪しいという結論に至ります。
整備費用を抑えるポイント
整備のお金は節約したいもの。
一般消費者の真理ではないでしょうか。
でも、整備しないと危ないモノは危ない。
メカ担当から『整備しろよ』圧力もしんどい。
スマートな分析と実体験から、ポイントを簡潔に箇条書きで伝授します。
冒頭に実際に体験した記録です。
参考までにどうぞ。
- 保険料や税金は現金払いが基本
- 高い整備は車検時まとめて
- 普段のオイル管理は丁寧に
- 金額は変わらないものと腹を括り、サービスに目を光らせる(次車検までオイル無料等)
- 日常点検ぐらいはしておく(わからない人は様子だけでもチェック)
- 相見積もりはやめて分割払いで(ディーラーから変更するのはアリ)
- タイヤと車は別物です。タイヤは別で考えましょう。見積もり取るのもアリ。
自賠責保険料比較
参考までに、自賠責保険料金を載せて置きます。
因みに、１２５ｃｃ未満の小型バイクは自賠責保険は必要ですが、車検と言われるものはありません。
| ( 本土用、単位：円） ※平成29年4月1日開始時点 |
||||||
| 25か月契約 | 24か月契約 | 13か月契約 | 12か月契約 | |||
| 自動車 | 自家用乗用自動車 | 26,680 | 25,830 | 16,380 | 15,520 | |
| 自家用小型貨物自動車 | 30,460 | 29,470 | 18,360 | 17,350 | ||
| 軽自動車 | 25,880 | 25,070 | 15,960 | 15,130 | ||
| 自家用普通貨物自動車 | 最大積載量が | 53,890 | 51,990 | 30,660 | 28,720 | |
| 2トンを | ||||||
| こえるもの | ||||||
| 最大積載量が | 44,100 | 42,580 | 25,520 | 23,970 | ||
| 2トン | ||||||
| 以下のもの | ||||||
| バイク | 二輪車 | 250ccを | 11,780 | 11,520 | 8,560 | 8,290 |
| こえるもの | ||||||
| 125ccをこえ250cc以下のもの | - | 12,220 | - | 8,650 | ||
| 原動機付 | - | 9,950 | - | 7,500 | ||
| 自転車 | ||||||
| （125cc以下） | ||||||
| ※この保険料は、平成29 年4 月1 日以降始期のご契約に適用します。 | ||||||
| ※沖縄県、離島などの一部地域については、上記保険料例と異なります。 | ||||||
| ※１年契約ものと２年契約ものを抜粋 | ||||||
車検比較サイトの注意点
車検比較サイトの注意点。
まず、低価格売りは９９％信じない方がいいです。
見積もりの概要だけでも知れば、安売りは存在しないということになります。
・・・手抜きすれば話は別ですが。
細かい比較も見られます。あまり意味ないです。
５万１０万単位で変わるなら別ですが。
手数料も同様。
筆者も血眼になって手数料比較しました。
うん。
結局、長く乗り続けるなら、整備は必要。
手数料の差なんてほぼ吹っ飛んでしまいます。
最後に重量税の愚痴を少し
軽自動車でも、新車登録してから１０年以上経過してくると、車検費用は高くなります。
その理由のひとつは自動車重量税の額が高くなることが挙げられます。
１３年以上経過すると割増しとなり、さらに１８年以上でも割増しとなります。
軽自動車重量税(令和元年時点)
- 新車から１３年未満・・・６，６００円
- 新車から１３年経過・・・８，２００円
- 新車から１８年経過・・・８，８００円
※エコカー減税非対象車
筆者は幼いころ、人生の先輩からこう教えられました。
“物は大切に使いなさい”
と
ノーベル平和賞受賞のワンガリ・マータイさんは言いました。
“ＭＯＴＴＡＩＮＡＩ”
と
大切に使っているのに、重課税。
どういうことですかね？
自己紹介(プロフィールや過去記事にて)
