【苦節１０年古物に至る】古物商許可証を手にして１０年 ～第一章～
- 大事なのは想像、イメージできているのか
- たった今、買った仕入れは誰に売るのか
- 基本は“資産”を仕入れる
- ざっくりと売る瞬間をイメージする
- 真似しても売れない
- 最初の１歩は１円の価値を再認識する
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- かんたんなプロフィール等
◆出典、転記、参考、引用等◆
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筆者の知識、経験
筆者撮影物、制作物
画像「フリー素材ぱくたそ（https://www.pakutaso.com/）」
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【苦節１０年古物に至る】古物商許可証を手にして１０年 おおよそ苦節１０年、古物に至る“道”を紹介したいと思う。 個人事業主で生きるとはどういうことなのか。 辛く険しい、茨の道を少しでも体感して頂ければ幸いである。 これは中年になってしまった筆者から若者へ送ることば、試練である。 過去実績等は過去ブログ記事を読んで頂きたい。 |
大事なのは想像、イメージできているのか
個人事業主ということは弱者である。
ランチェスター戦略に基づいて行動しなければお金は生まれないし、或いはライバルに負けてしまうのである。
巷に溢れている、こうすれば良い、ああすれば良いという情報は話半分だ。
貴方に合うかどうかは別問題であり、大抵の市場で多くの物品やサービスで競合する。
商取引とはどういう行為なのか、調べる或いは想像する必要がある。
シンプルな結論として物々交換が挙げられる。
貿易のイメージでも良い。
ない場所に送るということだ。
物流にこそ価値が生まれ付加価値が付く。
卸売りを通さない場合、言い換えれば古物で勝負する場合、希少性で勝負するしか道はないのである。
回転率がどうのこうの、利益率がどうのこうのは二の次で、貴方自身の勝利の方程式を編み出す必要性がある。
しつこく確認しておくが、ネットで溢れている情報はいずれ競合する。
ランチェスター戦略の古物商に置いては希少性が全てにおいて優先する。
たった今、買った仕入れは誰に売るのか
その買った仕入れは誰に売るのか。
Ａｍａｚｏｎ（アマゾン）に売れば売れるだろうというのは浅はかだ。
多かれ少なかれ、早かれ遅かれ競合する。
それでは、生き残ることができない。
個人事業主にとって一番重要なことは“生き残ること”である。
ライバルに勝つこと、一本出し抜くことではない。
逃げるは恥だが役に立つ……情けない一節だが、正しくその精神で市場と対峙しなければいけない。
勝負はゲリラ戦のみである。
その買った仕入れは誰に売るのか。
私が商品を仕入れる、或いは買い付ける際、誰に売るのか、売っている姿が想像出来るか、とても重要視している。
具体的な人物像だ。
例えば、都内在中の小さな喫茶店にコーヒーカップ１０客分売る、売れるかと判断する……
こういう感じだ。
木を見て森を見ず。
リサーチにこだわりすぎると本質を見落とすことがある。
結局は人なのである。
基本は“資産”を仕入れる
個人事業主である限り、“資産”を仕入れる必要がある。
在庫を抱える商売ということを覚悟するということだ。
なので、筆者は玩具や陶器を中心としている。
どんなに売れようとも美容品や家電製品は絶対買わない。
陶器やグラスならば、１０年後も摩耗しないだろう。
価値が上がるかもしれない。
家電製品ならどうか……ゴミになるかもしれない。
スマートフォン市場など観察してみると良い。
２、３年もすれば価値は０に等しくなってもおかしくはない。
ざっくりと売る瞬間をイメージする
ざっくりと売る瞬間をイメージすることが重要である。
筆者なら、こういうイメージだ。
あくまでもひとつの事例である。
- ①山間の骨とう品に目を付ける。（リサイクルショップ）
- ②仕入れ値の上限を決めて置く。
- ③東京や大阪で売れそうな、或いは都会ウケしそうな品物を探す。
- ④セットでの販売ならどうかと思案する。
- ⑤若者ウケ以外の人たちを狙う。
- ⑥買った品物の売値は高めにつけて置く。
正直、ここまで振るいに掛けると４割打率ぐらいで１年以内に在庫が消えていく。
市場リサーチを掛けなくとも売れてしまうということだ。
筆者はこの打率を７割まで上げる手法、戦法を手に入れている。
真似しても売れない
巷に３匹目のドジョウまでなら真似すれば売れるという情報がある。
個人事業主である貴方の場合であるならば、それは参考にならない。
真似しても売れない。
何故ならば強者の論理だからだ。
弱者である場合、ランチェスター戦略を思い出す必要がある。
表舞台の情報は決して鵜吞みにしてはいけない。
きっと負けてしまうだろうから。
ベンチャー企業の１０年生存率をご存じだろうか。
概ね、１割だ。
個人事業主なら尚更厳しい。
先ずは生き残る必要がある。
最初の１歩は１円の価値を再認識する
１円の価値の再定義は必要である。
多くの人は、働いてお金を給料として頂いている。
これはどういうお金なのか。
労働の対価？
半分正解だ。
残り半分は会社の利益から発生する。
個人事業主の１円とは何なのか。
資本から付加価値を付け、そこから利益を出して、最後の余剰金からの１円である。
会社に依存せずに１円を稼ぐことはとても重要なことである。
※第二節に続く
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かんたんなプロフィール等
人生の後半に向けて、人生の棚卸しをしつつ、資格取得に奮闘中。 コロナ禍の期間を利用し、危険物乙4、年金アドバイザー、取得済み。 そして、以前取ったファイナンシャルプランナー３級を伸ばし、ファイナンシャルプランナー２級取得に向かってます。 マルチな実務員目指して頑張ってる中年。 ４ブログも順次更新中。
