2020-10-15 はてなブログ タグ追加 2020-10-02 新規
【アマゾンせどり終了】AmazonFBA(アマゾンFBA)撤退 ~規制やルールに耐えれなくなりました……~
- 私がAmazonFBA(アマゾンFBA)撤退を決断した理由
- 個人自営業主はアマゾンやその市場(マーケット)に負ける
- 中古はスマホ?
- アマゾン転売叩くのは結構だが……
- 法人と個人とランチェスター戦略
- 大きな市場(マーケット)、大きく稼ぐは間違い!?
- ネットショップ(BASE等)を開業するという選択
- FBA日記
- かんたんなプロフィール等
◆出典、転記、参考、引用◆
◇その他、著作権の定められた条件(範囲)での利用◇
筆者の知識、経験
筆者撮影物、制作物
画像「フリー素材ぱくたそ(https://www.pakutaso.com/)」「いらすとや(https://www.irasutoya.com/)」から
※いらすとや(みふねたかし)
私がAmazonFBA(アマゾンFBA)撤退を決断した理由
はい。
こんにちわ。
古物人です。
さて、私がAmazonFBA(アマゾンFBA)撤退を決断した理由をお話していきたいと思います。
2020年~2021年に掛けて、在庫を整理していきます。
先ずは、時間がない人用にキーワードを羅列しておきます。
時間の余裕がある人は箇条書きの次もどうぞ。
- 昨今のアマゾン転売等で、購入者の目が肥える
- 出品者側(法人個人問わず)も質と数の向上、過当競争にさらされる
- アマゾン転売クローズアップで、悪質な購入者も増える(中身すり替え返品)
- アマゾンが大きくなるにつれ、アマゾン倉庫内のサービスの低下(在庫が消える、無くなる、横領する……)
- どんどん規制やルール強化(電池、ライト、中古品もメーカー規制)
- 手数料爆上げ……
- システムが近年ガンガン改善される(改善は良いが安定性が一番)
- アマゾン転売自体、レッドオーシャンもレッドオーシャン
- 各種サードパーティ製の情報アプリ規制強化
- 結局、大口が薄利多売で数を牛耳る(どんどん人口、全体の需要数は減るのに)
上記のことから、アマゾンは売れに売れる市場(マーケット)で絶対ではあるが、撤退を決断します。
やはり、個人自営業主はランチェスター戦略です。
個人自営業主はアマゾンやその市場(マーケット)に負ける
アマゾンFBA3年。
色々分析していきます。
最初に、アマゾンFBAは爆売れする市場(マーケット)であることは絶対正義です。
私でも、アマゾンFBA単体で、年間100万程度の売り上げは可能でした。
粗利で3割程度、年間30万程度です。
それだけ凄い企業ということです。
しかし……と言う部分で述べていきたいと思います。
法人参入の立場なら話は変わるだろうと思いますが、個人自営業主ではアマゾンやその市場(マーケット)に負けてしまいます。
色んな意味で……です。
そもそも劣勢の立場で、上記の箇条書き部分を全て考慮しろというのは、中々酷な話です。
それをサポートしてくれるのがFBAだったと思うのですが、近年は違うようです。
2000年に一度と見られる、日本全国の人口減少で、様々な歪が置き、イライラしているのは承知しておりますが、その一つの主戦場はアマゾンです。
炎上も炎上。
時間とお金との対比で、個人自営業主の出品にとってコストパフォーマンスが悪い場所と成り下がりました。
それだけの労力を費やすなら、他のマーケット、ネットショップ開業へと決断しました。
中古はスマホ?
中古、リサイクルと聞いて何を連想するだろうか?
スマホで中古を探す、買う。
セカンドストリート、ハードオフ、オフハウス、ヤフオク、ペイペイ、メルカリ……
アマゾンという人は実は少数派ではなかろうか。
冒頭、箇条書き部分の労力を、各市場(マーケット)でばら蒔いた方が成果は上がるだろう。
但し、利益を追求した場合だ。
回転率重視の場合はアマゾンはどこまでも強い。
アマゾン転売叩くのは結構だが……
アマゾン転売が炎上しています。
アマゾン転売叩くのは結構なことですが、転売自体は昔からあり、必要とされている現実や歴史も学ぶべきです。
二次小売りと言います。
現在の様に、マスクに群がる、ニンテンドースイッチに群がる、プレイステーション5(PS5)のところは異常と言えるかもしれませんが、市場(マーケット)経済である以上、そうなる可能性は想定しないといけません。
感情に任せて規制を創るから、何かがおかしいとなるのです。
マスクなら、一人一箱までとか、医療用マスクは流通段階で規制を掛けるとかすれば良い話です。
一人一点戦術は、人を雇えば、ざる規制じゃないかと思われるかもしれませんが、それだけの労力と時間と人とお金が必要です。
麻薬の売買なら、お金を回収できるかもしれませんが、一般流通商品なら転売程度なら利益はどうにもなりません。
半年もすれば落ち着くでしょう。
全てを解決出来なくとも、9割方は解決になります。
マスク転売規制も結局一時的になってしまいました。
法人と個人とランチェスター戦略
法人が強者、個人が弱者だとしたら、どうだろうか。
法人に成り上がった転売ヤーや一般的にガッツリ稼ぎたいという人は、アマゾンFBAという結論に至るだろう。
しかし、だ。
個人であり、弱者、後発組である。
先行者利益は見込めない上に、関ヶ原の決戦に突っ込むバカな個人はいない。
2匹目のドジョウや3匹目のドジョウは狙えるかもしれないが、それも規模、資金が必要である。
個人は自転車操業。
それはできない。
ならば、他市場(マーケット)でオンリーワンを目指すしか無いだろう。
ランチェスター戦略である。
大きな市場(マーケット)、大きく稼ぐは間違い!?
5年前、古物商許可証を手に入れて、いろいろ転売していた当時。
インターネットの情報を参考に、大きな市場(マーケット)で大きく稼ぐということを知り、実際試して見ました。
ズバリ!メルカリ、アマゾンFBA、ヤフオクです。
5年経った現在、若干間違いがあったと気付かされます。
正確には、市場(マーケット)シェアを獲得するならそれで合っていますが、中古という数が概ね決まっているモノは、一般的にはランチェスター戦略、ランチェスター弱者の戦略で攻めるべきなのです。
一言で、戦わない戦略です。
携帯3キャリア+1、4キャリア、ドコモとauとソフトバンク+楽天モバイルのシェア動向を流し見してみれば、気づきます
3キャリアの時は、実に横並び談合でシェアを分け合っていました。
楽天モバイルが急速に伸ばして、ようやく変化が訪れます。
3キャリア時代は弱者を装い、シェアを分け合っていたということです。
結果、世界と比べて、10年の成長を阻害しました。
何処かの伝言にこういう事があります。
1社なら独占、2社なら寡占=勝負にならず、3社で談合、4社目でやっと競争が始まると。
ネットショップ(BASE等)を開業するという選択
1年ほど前からBASEというアプリでネットショップ開業しています。
2020秋。
このネットショップを育てていこうと思います。
アマゾンFBAでサポートしてくれない以上、自ショップに注力した方が良いという結論です。
- スマホで中古を買う借りるが主流
- 全てに責任を持つなら、ネットショップ
- 多市場(マーケット)に商品を流す
概ね、この辺りがアマゾンFBAから離れる最終決断の理由です。
まだまだ小さいお店ですが、頑張っていきます。
皆さんも今一度、時代と向き合って見てはいかがでしょうか。
FBA日記
かんたんなプロフィール等
ランチェスター戦略による、ブログ戦略実施中。 骨董品屋です。 1記事2000字程度、10分以内で読める記事を主に書いています。 江戸切子グラスや志野焼、フィギュアにご興味がある方はヤフオクやBASE(ベイス)内『古物商 あまてらす』まで。 他の運営ブログは、最上段か最下段からどうぞ。